もっと前からおかしいと思っていたのだが、このときは3ヶ月間、明け方の4時に目が覚めて、びっしょりと汗をかき続けた。
これは、おかしいと思い、心療内科に行ったら、典型的なうつ病です。3ヶ月間、休養をとってください。さもないと大変なことになりますよ……
実はこのとき、あまり強く受け止めず、数日、無視してしまいました。 私の母親も「強度の神経症」と診断されたことがあり、薬を飲むと目がトロンとして眠たそうでした。ことも、無視したキッカケです。ところが、出張先で体が動かなくなってしまったのです。
同僚にタクシーに乗せてもらい家路へと急ぎました。
真剣に考えました。
家につくと早速、医者へ直行。先生にしかられました。
「自分自身を大切にしてください。」
「今あなたは、骨が折れているのと同じ状態です。」
「足の骨が折れていたら、松葉杖がなければ歩けないでしょう」
「薬は松葉杖です。しっかりと飲んでください」
「いまは、抗うつ剤は良くなっており、仕事はできます」
いまも、この先生に診察をしていただいています。この先生と出会っていなければ、私は自殺をしていたかもしれません。
主治医がおっしゃるには「セロトニン」という脳内神経伝達物質がカスカスの状態でコレを補うことが必要とのこと。
この「セロトニン」はストレスで大量に消費されるため、カスカスの状態の人はうつ病になりやすいのだそうです。
うつ病の症状を自覚し始めて仕事が不安になってきたそのとき、心療内科を訪れた。
心療内科の初診時、医師から言われたというか叱られた感覚だった。「自分自身を大切にしてください!今、あなたは、骨が折れているのと同じ状態です。足の骨が折れていたら、松葉杖がなければ歩けないでしょう?薬は松葉杖です。しっかりと飲んでください。今は抗うつ剤は良くなっており、仕事はできますから」
うつ病は症状が目に見えてわかるわけではない。つまり、怪我のように出血したり風邪のように高熱がでるわけではない。
どこかなにか…おかしい。
根拠なく、どこか変だ…。そんなファジーな体感を精神科医に訴えてみてどう診断されるかという非常にグレーな診断基準というかなんというか。
とにかくこうだから、うつ病だ。とわかるようでわからない病気ではないかと思う。
先生が言うには「セロトニン」という脳内神経伝達物質がカスカスの状態でコレを補うことがうつ病の治療であり、すぐに開始しなければならないとのこと。このセロトニンはストレスで大量に消費されるため、カスカスの状態の人はうつ病になりやすいのだそうです。
先生は「あなたの上司を連れてきてください。私が説得しますから休養をとってください。」とまで言われました。
早速、会社の直属の上司に伝えたところ、その上の上司に相談したそうです。結論としては、1ヶ月間、定時退社で仕事量を緩和して様子を見ようということとなりました。
うつ病になった社員に一ヶ月の定時退社という対応。このことを先生に伝えたところ、とりあえず先生も納得され、1ヶ月間様子を見ました。
結果、定時退社をしたところ、だいぶ回復しました。薬の量も減り体が硬直することもありません。2人の上司と先生には感謝に耐えません。