うつ病による休職は家族への罪悪感で休養とは言えないかも?治療のため主治医に診断書を書いてもらい休職するも、復職はおろか、退職の危機感さえ高まる。うつ病になったこと‥‥この、人生最大の危機を克服できるのだろうか。うつ病発症から休職と復職の過程で家族とのあつれきについて語るブログ
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うつ病になった原因はSEの長時間労働


うつ病と診断された時点でうつ病になったのではなく、実はもっと以前からうつ病にかかっていたのではないだろうか?


もっとまえからうつ病を発病していたのに、症状が表面化するのが最近だったから発病も最近だったとするのではなく、うつ病という病気は長い潜伏期間を経ながら個人のストレス耐性を超えてしまった時点で病院に行かなければならないような状況になる気がする。

私の仕事はコンピュータのSE・システムエンジニアです。

ゲームとかではなく、通常の業務処理…たとえばスーパーなどのPOSレジで動作するプログラムの設計・開発である。もちろん、お客様に提案をして受注をいただくことも含んでいます。納期、品質、粗利、売上を追っかけています。特に、納期と品質は死守しなければダメです。これを死守するため世の中のエンジニアたちは必死です。無理します。

実は発病する2年位前に異常に不安感にかられたことがありました。ある商談をしていたときです。規模も大きく、進め方や資料の作り方などコツがあります。それが判らず、当時の上司に聞いたところ、「泣きごとなら教えない」と言われた時、一気に自身を失い、この商談が取れなかったらクビになる。そのとき家族はどうなってしまうのか?マンションのローン(購入したばかりでした)住むところ、食べることなどなど生活苦について極端に思い悩んでしまいました。

その結果、私は少しおかしな行動をとるようになりました。
職場地下の通路を何度も回る、公的機関に電話し、路頭に迷ったときはどうなるかを問い合わせ続ける、家に帰っても不安を家族に言う(妻には泣かれました)といったことを何度も何度も繰り返し…。

結局、その商談は獲得できず、まあ、それでも、なんともなりませんでした。今思えば、商談なので取れなくても売上はないが、会社に特に迷惑をかけることなどないのです。
商談が終わったら、原因がなくなったので、元に戻りました。ただ、今思うと、このときから、すでにセロトニンがカスカスの状態であったように思います。

うつ病発症の原因であろうと思う出来事は他にもあります。

そこには就職後の過酷な労働、幼少時の体験などいろいろあります。人間関係もあります。うつ病が原因かどうかは定かではないが、自死する人の数は交通事故死の5倍。びっくり。私もホームの脇でフラッといきそうになることも…。

まわりを見回すとうつ病となる原因はいくつかある。 
つまり生きていく上でのストレスは必ずあるのですが、どうしたことか複数のストレスが重なったとき、うつ病の症状が表面化するのは、私にもあてはまります。
私の場合、いくつかのストレッサーとは次のようなものです。
マンションの購入、管理職への昇進、18年間の過酷な仕事の疲れ⇒これ1番の原因、セロトニンがカスカス、大きなプロジェクト商談、尻拭いさせられたプロジェクトの失敗……さらに私の場合、人間関係が決定的なキッカケとなってしまった。 

それは、何回かのプロジェクトを共にした彼の存在であった。 
1回目:約2億円のプロジェクト。彼が取ってきた商談で私が尻拭い。当然、収支はマッカッカ。ただ、納期と品質は死守した。 
2回目:約10億円のプロジェクト、彼と私はそれぞれ違う立場で仕事をしており対立することはなかった。 
3回目:初めての大きな商談(約15億)。彼は管理職となっていた。私が、わからないことを聞くと 「泣き言なら教えないよ」 なぜか、この一言が私のプライドをエラク傷つけ 
「会社の地下廊下の徘徊」「公共機関への異常な問い合わせ」へとつながる。 
もうこのときから、うつ病になっていたのではないか。と思う。 
4回目:ここで、発病。汗びっしょり。体の硬直。 

約4億円の開発作業。彼がとってきた、絶対無理な開発。4億円の新規開発を1年で仕上げる。無理である。開発メンバーは最初からあきらめる。それでも、私は何とかしようとしたが無理であった。発病前の1ヶ月間は1日おきに徹夜。ついに、ダウン 。このときは、マンションの購入、管理職への昇進が重なっていた。 
もちろん、18年間の疲れも……。
彼はこのプロジェクトの途中で会社をやめている。ちなみに、このときのプロジェクトで私を含め、3人はうつ病となった。

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