うつ病による休職は家族への罪悪感で休養とは言えないかも?治療のため主治医に診断書を書いてもらい休職するも、復職はおろか、退職の危機感さえ高まる。うつ病になったこと‥‥この、人生最大の危機を克服できるのだろうか。うつ病発症から休職と復職の過程で家族とのあつれきについて語るブログ
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サービス残業の実態ではなく原因を追及しないからうつ病になるのだ


サービス残業をしてはいけない。

会社は建て前だけで社員を指導する。しかし、サービス残業しなければ業務が遂行できないからサービス残業するほかにない現実。
誰だって仕事をした分を正直に給料に反映させて欲しいが、一ヶ月の適正残業時間内で持ち場を回せと絶対命令が下されている以上、業務量と時間の釣り合いが取れなければ結果的にサービス残業するしか手立てはない……

それがズバリ!サービス残業の原因だ!

身を粉にして会社に尽くしているのにかかわらず、隠れるように、罪人であるかのような錯覚に落とし入れられながら、消灯されたオフィス内でデスクの蛍光灯だけをたよりにモニターとにらめっこしているサラリーマン人生ってなんだ?

そうするしかない実情を建て前が責め立てることの憤りはどこへ向ければいいのでしょうか?
本日、会社にていきなり、全幹部社員に向けてメール。残業についてだった。
どうした?何か問題でもあったのか?それとも近々、外部監査でも入る予定だから建て前を再認識させようって魂胆なのか?

幹部社員へ宛てた要点は三つ。

  1. 部下が不正残業をしないように監視せよ。
  2. サービス残業はダメ。残業したら、必ず報酬は払わなくてはいけない。
  3. 部下の残業時間を減らせ。きちんと管理し、作業分散・効率化をはかれ。


なんだそれ…すべて当たり前のことだろう?
それより、専制君主的に命令するのではなくなぜ、そうしなければならないのかの原因は追究しないのか。
仕事の円滑な流れは止めちゃナラン、人件費は極力抑えろ。
二律背反のこの幹部通達に、うつ病になった私としては重ねて矛盾を抱くのだった。

残業しなければ仕事は終わらない、この実態にメスを入れられるのはうつ病になってしまった残業犠牲者のうつ病社員だけなのか…?


サービス残業しなければ仕事が終わらない原因を野放しにしておきながら、正論だけをふりかざす役員の皆様。
こういうのが続くとモチベーションが下がります。
ちなみに一般社員の残業管理を徹底して行えと、幹部社員にメールしてくれるものの、当の幹部社員の残業管理は完全野放しなのだ。
こんなことだから、根本的な原因を追究し、解決策を講じないから、病人が後を立たない。この職場にこの会社に〝うつ病〟患者が増えている原因はここにある。

だからか、毎日仕事をしていても自分で…となりで…向かいで…
ため息の音声が定期的に聞こえてくる。
〝ハーッ……〟
ため息ひとつで何も変わらないからこそため息ついて自分を慰めるのだ。
そう言えば、少し離れて座る部長もため息ついている。
けれども部長、お願いだからため息をつくのは止めてください。私のモチベーションが落ちます。

部長は左、課長は前、2年生は右。課長も息をはきながらため息をつく。2人もひどいときは30分おきぐらい。
今の部には2年半ぐらい前から配属。研究開発をするのでお金を稼ぐミッションはない。が、お客様のせいにできないところがつらい。そこで、長年、ため息をつくことでストレス解消?金を稼ぐ部にいたときは、部長その人が外にでてて、めったにいない。
いまは、一日中いる。
これを抜かせば、部下思いというか、やさしい、人間的にできている人なんでが…
小学生に怒られるかもしれないが、会社に行きたくなくなってる。

この会社、うつ病の人はさらに増えそうだ。
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